岐阜県高山市朝日町青屋

2018年07月21


日本の滝百選に戻る

Road Map :高山市街からR361を東進し、道の駅ひだあさひ村から少し先で
            カクレハ高原キャンプ場への道に入る。
Route Map:それぞれの滝の駐車場から荒れた遊歩道あり。
日本の滝百選』   納涼滝巡りを楽しむ。 それぞれの滝に遊歩道があったが荒廃していた。
カクレハ高原キャンプ場のHPから
  豊かな森林と清流二又川が流れる自然豊かな環境が自慢のカクレハキャンプ場。
水遊び、釣り、森林浴など、様々な形で自然を体感できます。カクレハ高原キャンプ場の
隣には、生活環境保全林として整備された公園「あさひの森」があり、紅葉の季節は特に
おすすめです。毎年「紅葉祭り」が開催され、自慢のきのこ鍋が振舞われます。
 キャンプ場から更に奥に進むと「イノシシ滝」や「三ツ滝」といった秘境も見られます。カクレハ高原は四季を通じて様々な表情を見せてくれる自然豊かな環境です。紅葉祭りが
開催され、特産品販売や、塗り絵ラリー、イワナの掴み取り、きのこ鍋の振る舞いなど、
飛騨あさひの紅葉を楽しめます。
イノシシ滝、三ツ滝
 源水の異なる2つの滝だったが、同じ様な水量だったので、同じ沢からの滝の様
にも思えてしまった。 大きな滝では無かったが水量の多い味のある滝ではあった。
'18年、飛騨方面の滝見、観光
  07/21:イノシシ滝、三ツ滝 → 三休の滝、魚返りの滝百間滝
         → 平金大滝、鬼滝飛騨大鍾乳洞銚子の滝
  07/22:剣ヶ峰に登らない乗鞍岳

カクレハ高原の滝
  今回の目的は明日(日曜日)に予定している剣ヶ峰に登らない乗鞍岳ハイキングであるが、前日は移動日として高山市近郊の小さな滝を巡りと、飛騨大鍾乳洞の見学をする。
  全国的に猛暑が続いており、自宅を朝の4時に出発する時からは気温は27℃あった。
標高の高い高山市と滝巡りで涼を取りたいと思う。
かくれはこうげんのたき
イノシシ滝(落差15m)
三ツ滝(落差10m)
イノシシ滝往復:32分
三ツ滝往復:47分
カクレハ高原キャンプ場を通り過ぎると大きな案内板が出て来る。
いつも滝見遊歩道を見付けるのに苦労しているので、これくらい大きな案内板は
有り難い配慮である。滝への期待も高まってしまう。
荒れた林道を走って行くと滝への大きな案内板が立っていた。
日陰になる所に車を停めて、まずは ”イノシシ滝”へ行ってみる。
この辺りでは当然のことかも知れないが、橋の上から見た川水の綺麗さに感激する。
9時13分に ”イノシシ滝”方向へ歩き始める。 まずは二又川に架かる橋を渡る。
途中から荒れた遊歩道で沢方向に入って行く。
”イノシシ滝”への道はかつての林道の様に幅が広かったが、
訪れる人が少ないのか、草がボウボウ状態であった。
右岸に出ると、草が茂り過ぎて踏み跡も見えない状態になってきた。
遊歩道(?)はかなり荒れており、何とか踏み跡が判る程度だった。
歩く事、13分で ”イノシシ滝”が見えて来た。
左岸に渡らないとビューポイントがないのだが、沢が深く長靴の丈を越えてしまう。
渡渉地点を探してギリギリの深さで左岸に渡ることが出来た。
落差15mの直瀑である ”イノシシ滝”は風に乗った滝飛沫が吹き付けて来る。
この地点でもカメラのレンズには飛沫が付いてしまった。
直瀑ではあるが末広がりが美しく、水量も適当だったので、嫌味の無い滝だった。
林道跡に戻り、林道跡を上流側に少し歩くと ”イノシシ滝”を林道跡から見ることが出来た。
周辺の樹木にはモミジ系が多いので、紅葉時には見応えのある景観になると思う。
林道跡を駐車地に戻る。 林道跡にはこんな案内板が3ヶ所に整備されて
いたのに遊歩道が荒れていたのは残念だった。
橋を渡れば駐車地である。
”イノシシ滝”への往復を32分で終えて、駐車地から ”三ツ滝”向かう。
林道を9分程歩くと ”三ツ滝”の遊歩道入口にある広い駐車場に着いた。
やはり車で来た方が良かったが、歩いてでも距離はしれている。
”イノシシ滝”の駐車地からも車が走れる林道が続いており、
車で移動した方が良かったかも知れない。
沢沿いまで下って行くと、遊歩道は草ボウボウとなる。
沢からのヒンヤリとした風が通り抜け納涼にはなってくれた。
駐車場から沢に向けて遊歩道が伸びていた。
大きな沢音が聞こえて来たので、沢に出て見たが、まだ滝は見えなかった。
小さい滝があったので沢に下りて見る。
ここも沢が深く、小さな滝の正面に廻るのに苦労する。
岩の上に登ると ”三ツ滝”と思われる滝を見ることが出来た。
その内、遊歩道の痕跡は消えて、手掛かりも足掛かりも無い
大きな岩に上がることになる。
案内板は無かったが、これ以上、上流に行く手立てがないので、これが ”三ツ滝”だろう。
18分にて滝種の分類上どうなるのか? 複雑に入り込んだ3段滝である ”三ツ滝”に着く。この上流にも滝がありそうな匂いがしたが、これ以上は無理をせず、ここで引返す。
”三ツ滝”の駐車場に戻り、”三ツ滝”の上流部が見れるかも知れないと
思い上流側に林道を歩いてみる。
林道はゲートで通行止めとなったが、この辺りが ”三ツ滝”の上流部と思われる。
沢を覗いて見ると樹林越しではあるが ”三ツ滝”の上流側に流れる渓流瀑を見ることが出来た。
沢に下りてみたいが、周辺は崖ばかりで下りる手立てがなかった。
1時間19分で2つの滝見を終えて、駐車地に戻る。